今号、大きなトピックが2つありました。1つは事前告知なしの2作品終了と次回終了の3作品の最終回ラッシュ。ただ悲観するばかりでもないと思うんですよね。今までのハルタであれば次の連載まで2年とか長ければ4年以上待たなければいけませんでしたが、「もうひとつの場所」ができたわけですから。
WEB漫画誌「ハルタオルタ」。2008年の「fellows!」創刊以来最大の変動だと思っています。吉と出るか凶と出るか、現時点ではわかりませんが。
司書正 13話 丸山薫さん
ハルタ編集部が用意したキャッチコピーが「SF宮廷劇」。これまでは「ん?SF?…ああ」という感じでしたが、今回(丸山キャラの)トトコみたいに「どうですかどうですか!」と鼻息フンフンしたくなります。もしかしたら、これがこの物語の真のスタートなのかもしれません。
開花アパートメント 5話 飴石さん
今回も面白かったですね…本当にハルタはこの方に目を留めて正解でした。絵はリアルなんですが、そこを通り越したどこかへ連れていかれる感覚。
帝都影物語 17話 比嘉史果さん
前回「次で終わりか…」と思わずにいられなかったので「次回、終幕!」のアオリもむしろ「もう1話読ませていただきありがとうごぜえますだ」感があります。美麗なだけでなく今回のようなダイナミックさも獲得されて、比嘉さん本当に成長されました。
教室のアルカイックスマイル 1話 よしかわさとこさん
短期集中連載です。ここで私は「ハルタ、黒髪ストレートロングヒロイン多すぎ説」を提唱したいと思います…なんのかんの言っても好きですけどね。けっこう絵柄を変えてきまして、雑誌の中でのなじみは良くなりましたが独自性が薄れた気もして、次回以降どうなるかですね。
花園に幹が立つ 6話 野澤佑季恵さん
どうします皆さん…あと2週間で単行本1巻が買えちゃいますよ…私は無論買いますが!今回幹くんの心理が掘り下げられてました。
八百万黒猫速報 8話 浅井海奈さん
4月に単行本1巻が出ました。まあ読んでいてこの方がドッと売れるってことはないよな…と思うわけですが、私は好きです。
ホテル・メッツァペウラへようこそ 26話 福田星良さん
始まった頃から絵は上手かったのですが、最近は読んでいて「余裕」を感じるようになってきたというか、リラックスして読めますね。