10位 狼よ、震えて眠れ 1巻 犬童千絵さん
インドが舞台です。10位という順位にしましたが、26年1月リリースの2巻目はさらに良くなっています。犬童さんの、確か17年ほどのキャリアで培った熟練の手腕を味わえます。世間的に注目度は高くないようですが、読まないのはもったいないですよ。社会的メッセージも上手くエンタメの中に落とし込まれています。
9位 ただの飯フレです 4巻 さのさくらさん
この作品は5巻も出ていて、読み比べてこちらにしました。日常系というかご飯ものの枠に入るんでしょうけど、人生について考えさせられる作品です。ただそれが決して肩肘張った感じにならないのがこの作品のすごいところです。この巻からアリスという子が出てくるんですが、私めっちゃ気に入ってます。
8位 ブロート・トゥ・ユー・バイ・ウチュー 赤河左岸さん
24年のベストでは2位だった、残念なことに知る人ぞ知る感じの傑作「ホテル・ローレルの渡り鳥たち」の方の作品集です。非日常を日常に溶け込ませる発想とストーリーテリング、そして見事な絵。言う事ないですね。
7位 最果てのセレナード 4巻 ひの宙子さん
1巻のインパクトが強烈で、比べると2・3巻はそれほどでもないかな…と思ってしまいました。ですがこの最終巻は見事にまとめてきました。律と小夜の対話シーン、夏の日が差す現在/雪の夜の過去の対比が効果的でした。
6位 香港ネクロポリス 1巻 越谷美咲さん
現時点で最も楽しみにしている連載のひとつです。越谷さんは従来あまり好きな作家さんではなかったんですが、1話目から惹き込まれましたねー。とにかく楽しんで作品と格闘されている感じが伝わってきます。黒くて、でも柔らかみのある絵。激推しです。
5位 あさやけリフレイン 1巻 まつだひかりさん
この作品も大いに楽しませてもらいました。私自身はバンド体験ないんですが教室や音楽準備室とかでゴソゴソやってるのを横で見てた、あの感じが蘇ってきました。まつださん、端正な絵も描かれますけど崩した絵とのコントラストが結構あって、それが一本調子じゃないリズムを作ってます。楽器や機材もしっかり描かれていて、それもポイント高いです。
4位 考幻学入門 鈴木りつさん
この作品集、Xで私が思っていたよりずっと話題になり少し驚きました。常人には思いつかない(思いついてもすぐ忘れる)発想を作品としてまとめ上げる、他の誰でもない「ユニーク」な才能です。鈴木さんがこれからどこへ向かわれるのか、青騎士での活動を見てても全くわかりませんが。
3位 ピッコリーナ 続の2巻 大槻一翔さん
内容ももちろんいいんですが、出てくれた事自体がありがたかったです。大槻さんに関しては24年初めまでの掲載誌だった青騎士にまったく今後のアナウンスメントがなく、雪割草からのリリース告知も11月ごろまでありませんでしたので、ずいぶんハラハラしました。A4判で未発表パートを読めて、ひたすら眼福でした。
2位 私のブルーガーネット 2巻 秋山はるさん
24年のランキングでは1巻が7位でした。今回2位とした理由は二つあります。一つは1巻よりはっきり内容が良くなっている事。20年以上のキャリアをお持ちの秋山さん、登場人物が少ないにもかかわらず、いやそれ故にかドラマ作りが上手い。セリフが上手い。絵も。純度が高まってるんですよね。もう一つはこんなに素晴らしい作品なのに、この2巻から電子のみでのリリースになり、その画質が悪いんですよね…その無念さが順位を押し上げました!もう2巻収録分からメロディのバックナンバー取り寄せようかなとすら思ってます。
1位 メダリスト 13巻 つるまいかださん
収録されている51話が載ったアフタヌーンを読んだ時、ほぼこの順位は決まっていました。購入時にXに上げた感想「これは詩です」を超える言葉がなかなか出てこないです。従来から凄かった絵がもっともっと引き上げられているのはもちろん、モノローグやセリフがすごく磨き上げられています。
























































