2023/03/03

司書正 1巻 丸山薫さん


 現在進行中の連載で最も楽しみにしているひとつ。すでに重版もされそれなりに話題にもなっていて、嬉しいです。


 最初に。私は丸山さんの絵について「軽いな…」という感想を持っていました。これはいい意味でも悪い意味でもです。2作目の連載「事件記者トトコ!」は夜のシーンが多いのに暗さを感じません(あのアホすぎる内容では感じようがないんですが)。一方19年の読切「褐色の鳥の夢」はシリアスな内容にもかかわらず、個人的にはあまり胸に迫ってきませんでした。

 ですが「司書正」に関しては非常に絵と話がマッチしてるなと感じてます。結構ダークめな話ですが不思議と風通しが良くて、ストレスがありません。そして従来より動きを感じる、一皮むけた絵になっています。

 話の内容については広告等で目にされている方もいらっしゃるでしょうし、あまりネタバレしてもアレなんで詳しくは書きませんが…2巻ではキビもただの侍女ではないのが明らかになっていくようです。ジグゾーパズルのピースが揃うにつれて絵柄が少しずつ分かってくるようなワクワク感があります。

 個人的に一番興味あるキャラは「太卜令」です。王族たちは元々はこういうルックスだったんじゃないでしょうかね(おそらく地球外から来たんじゃないかなと想像してますが)。丸山さんの漫画なのでこういうキャラが出てくるとトンチキな言動をかましてくるんじゃないかと身構えてしまいますが。

 ネットで「先が気になる!」と言う感想を複数目にしますが、年6回(偶数月)の掲載なので待っていただくしかないですね。丸山さんの最初の連載「ストレニュアス・ライフ」には10ページですがこんな漫画も載ってますので、読んでみてください。