848ページ。1000ページ越えに慣れてしまうと薄く感じてしまいますが、過去のハルタはどうだったでしょうか。作家陣が整っていない初期を除くと、4年半前の63号が640ページでした。この時期は元号替わり等複数の要因で紙が不足していましたが、ほどなく解消しハルタも以前にも増して鈍器化が進みました。
これから薄ハルタの時代が続きます。円が弱くなったという構造的な問題なのでトンネルの終わりは見えません。次号こそ1088ページですが、それで最後くらいに思ってた方が良さそうです。
八百万黒猫速報 11話 浅井海奈さん
この作品を話題にするたび言ってる気がしますけど、ほんとに浅井さんにしか描けない作品なんですよ。今回さらにグレードアップして非常にいいです。ただ展開的にも連載がどんどん減ってるハルタの現状からしても、楽しめる時間はそれほど残ってなさそうです。
対岸のメル 11話 福島聡さん
惜しい…としか言いようがありませんが、最終回です…内容に関しては言わずにおきますが、これで最後なのが…ただただ惜しい…。2巻は11月発売です。
生き残った6人によると 33話 山本和音さん
前々回・前回と展開に驚かされっぱなしですが、今回も予想もしなかった人物が出てきましたね…というかお前生きとったんかい!という。新プリンセス誕生で、どうなるこの物語?
司書正 16話 丸山薫さん
なんか既存キャラに似た人が出てきたなと思ったら、そういうことでしたか…正妃さん、嬌鳳というんですか。嫌いにはなれないキャラだなー。「虎は龍をまだ喰べない。」もそうでしたがインモラルですね。
開花アパートメント 8話 飴石さん
連続エピソードの1話目。安定の飴石クオリティーですが単行本は年内には出ないのかな?(追記:待望の第1巻が12月に出ます!)
煙と蜜 42話 長蔵ヒロコさん
前回感想を書いた5月が年越しだったんですが、今回ようやく熱田神宮への初詣が終わり…ということで、さすがに展開ゆっくりすぎんか?とは思いますね…伏線として重要なのはわかりますが。そろそろ5巻めが出ても良さそうです(追記:12月に出ますね)。
花園に幹が立つ 11話 野澤佑季恵さん
サブタイトルが「姦しき夜」というので悪い予感がしましたが、大過なく終わったパジャマパーティー(潜入者1名)。現状だと源さん諏訪さんのレースですね…続けばもっと色々ありそうですが、続くかな…続いてほしいけどな…。
飾り窓に乙女 読切 東金桜さん
3作目だったと思いますが着実に成長されてますね。アンドロイドに置き換わった娼婦の一人と管理者として残った人間の娼婦のおはなし。
孝悌なるものは 読切 越谷美咲さん
以前「冥府が来た!」を連載されていた越谷さん。私の好みではないのですが、絵が言われないとわからないぐらい変わっていて、魂が入ってる感じなのは伝わりました。