12A号の感想でハルタと比べてまだまだ、みたいな事を書きましたが、この16号、そうでもなくなってきたじゃないですか。向こうのほうで魅力的な連載が次々と終わったというのもありますが、青騎士の側も若い作家さんがぐんぐん成長されてますね。この調子で行ってほしいものです。
転がる星屑ども 5話 有海とよこさん
ようやく話が「転がり」出した感じがします。引きずられてばかりだった星が自分から歌声を取り戻そうともがき出しました。有海さんのダイナミックなコマの割り方、好きですね。
鎮護庁祓竜局誓約課 8話 鵜山はじめさん
こちらもだんだん作品自体に転がるモメンタムみたいなのがついてきた感じで、面白かったです。竜害が起きないとされてきた鳳舞島に漂着した亀型竜。
メガロザリア 12話 みやまるんさん
やっぱりこうなったか…という感じで純真可憐なエミリちゃんご臨終です。今回ロザリアの狂いっぷり(そして百面相)がいつにも増して面白かったです。そしてついにパメラ動くか?
ピッコリーナ 13話 大槻一翔さん
一時期モタついてた感じでしたが前回に続き今回も調子を取り戻して輝いてます。大槻さん、描き込むコマと力を抜いたコマでリズムを作るのが上手くなった気がします。鳥朗のピンチを救うバニー5人娘。それはそうと妹ちゃん大丈夫かな?
夜な夜な夜な 14話 柴田康平さん
次回でおしまいということになりました。一時期どうなることかとも思いましたが、いい状態で終われそうなのは良かったです。というか始まった時は柴田さんがシリアスでここまでがんばってくれるとは思いませんでしたからね。
窓辺のリノア 2話 萩埜まことさん
先を読みたくなる話運び、いいです。ただ絵の面では満足とは言えませんかね今回。